2012年05月04日

真夏の憂


八月の熱い砂は冷たく僕の魂を焦がし
貧困の片隅で頭をもたげる
異端の祈りの様に

忍耐の刹那と哀願の憐れみに
真理を垣間見る

忘却の果てに彷徨う哀れな魂は
夕暮れ時の不毛な地の上を舞い

人間の愚業を懐かしむ  

気の遠くなるほどの苦しみが
安い酒に慰めを求める物達の
背中に宿り

時の過ぎ行く廻廊に 取り残されし者は
翁の如く鈍感な肉の塊に未練を残し
彼等の憐れみが一切の笑いを否定し

夜の水面に怪しく佇む聖女の陰に
狂おしい馬鹿裏の接吻を繰り返し
悲しいかな    黄金色の魂は薄い
ガラスの底に焼き付いては割れてゆく

あぁ  止まる事の無い時間
永遠という時の虚しさが
一切の感情を押し殺す。
あぁ  時間よ消えよ!


posted by katu at 18:03| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
象徴的な詩ですね。*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*私は好きですよ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
Posted by at 2012年05月07日 01:37
個性的ですね!
Posted by at 2012年05月07日 17:36
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